フトツノザメ

和名

フトツノザメ

学名

Squalus mitsukurii

解説

その名の通り、背びれに太くて鋭いトゲを持つフトツノザメ。普段はあまり泳ぎ回らず、海底の岩陰などに隠れてじっとしています。そのため、水槽の底で寝ているような姿をよく見かけます。おとなしい性格ですが、このトゲは敵に襲われた時に身を守るための大切な武器。また、他のサメと違い、卵ではなく、母親の体内で卵を孵化させてから子供を産む、とても珍しい生態を持っています。その太いトゲと、おとなしい姿に注目して、観察してみてください。