イボテヅルモヅル

和名

イボテヅルモヅル

学名

Astrocladus dofleini

解説

体表にゴツゴツとしたイボ状の突起を持つイボテヅルモヅル。その名前もこの特徴的なイボに由来する。彼らは深海に生息するテヅルモヅルの仲間で、夜になると複雑に枝分かれした腕を広げて、水中のプランクトンを捕まえる。その腕はまるで絡み合ったツルのようで、体の何十倍もの長さに広がる。日中は腕を丸めて岩などに隠れているが、その神秘的な姿は深海の芸術品と呼べるだろう。