セノテヅルモヅル

和名

セノテヅルモヅル

学名

Astrocladus coniferous

解説

まるで繊細なレース細工のように、複雑に枝分かれした腕を持つセノテヅルモヅル。その姿は、深海に咲く美しい花のようだ。彼らは、日本の相模湾などから発見されたテヅルモヅルの仲間。ユニークなのは、夜になると腕を大きく広げ、水中のプランクトンを捕まえること。その腕の長さは、体長をはるかに超える。日中は腕を丸めて岩などに隠れており、その神秘的な姿は、深海の芸術品と呼べる。