サカサクラゲ

和名

サカサクラゲ

学名

Cassiopea ornata

解説

逆立ちしているかのように、傘を下にして海底にじっと動かない、それがサカサクラゲです。そのユニークな姿は、傘の裏側に共生している褐虫藻(かっちゅうそう)という藻類に、光合成をさせるためなんです。この藻類が太陽の光で作り出した栄養を、クラゲがもらうことで生きています。水槽の底にたくさん集まって、ゆらゆらと揺れる姿はとても愛らしく、不思議な雰囲気を醸し出しています。そのユニークな生態に注目して、心ゆくまで観察してみてください。